野の花にて、春よこいコンサートが3月2日にありました。
このコンサートは、東北大震災へのチャリティーコンサートでした。
五人の歌い手さんが、それぞれの東北への思いを託した歌を歌いました。
そして、陸前高田、気仙沼出身の2人の方に現地のいまを伝えていただきました。
わたしはピアノで歌の伴奏、そしてフルートで東北民謡の南部牛追い唄、斉太郎節、会津磐梯山の3曲を演奏しました。
昨年の9月、東北を訪ねた時に
悲しくて悲しくてどうしようもなくて
わたしでもこんなに悲しいんだから、住んでる人たちはどんなに悲しいんだと思っていて
そして、今回のコンサートで現状のお話を聞いていて、まだまだ復興が全然進んでいないことを聞きました。
せっかく苦労してまとめた復興案も、お金がかかりすぎると考え直させられる。
もちろん、私が行った時にも 草がたくさん生えていた景色をこの目で見て 何にも変わっていないことを実感しました。
人間がまだ直せないから 草が代わりに生えてくれたようで、壊したのは海だし自然はとても怖いけれど、優しいと思いました。
http://www.kobe-u.ac.jp/topics/top/t2014_03_03_02.html
いま、NHKで震災の特集番組をやっています。
この模型を陸前高田に行った時に見てきました。
模型を見て、いまは変わり果ててしまった街のもとの姿を思い、言葉が出ませんでした。
作っていたのは、神戸大学の方々。
大槌町では、高校生がまちづくりの企画を考えたりしているそうです。
その中でとある高校生が、復興を考えていて一人一人が人任せになっていると言っていました。
わたしにはお金ないし、野菜も作れないし家も作れない。
人間が生きていくのに本当に必要なことを、何にもできない。
本当になんにもできないけど、
自分自身の経験から、音楽は心に寄り添えることを知っている。
小さなわたしは、音楽に助けてもらい、一緒に育った。
だから、わたしは
東北の皆を思いながら、この仕事をもっとがんばって、もっともっともっとがんばる。
そしていつか、もっと大きいなにかを持って、東北に行くことができたなら。
それが、わたしができることなんじゃないかと 最近考えています。
野の花でのコンサートもできることのひとつ。
曲をつくることも。演奏することも。教えることも。
そして、東京にも いつか地震は来る。
他の街にだって、いつかきっと来る。
わたしに何ができるのか
いまはまだ、本当にちっぽけなものしかないけど
できることを、精一杯やる
がんばろう。

